叶えることが不可能な願いとの付き合い方について
いま、仕事先の知人から勧められて、NVCという心理学的な手法についての本を読んでいる。
まだ読み終わっていない段階で、読み進めればこのことへの言及があるかもしれないが、途中時点でのメモとして書く。
それは「叶えることが不可能な願い」をどうするかということである。
叶えることが不可能な願い、主に恋愛について
わたしの人間関係で、問題の多くは恋愛にまつわるものだった。
問題は、叶えることが不可能なことをしたいと思うことによって生じる。
具体的には以下のようなものである。
1.寂しいので一緒に過ごしたい
相手が忙しいときにそれを強要することはできない。
叶えることが不可能なことである。
2.性的なこと
相手に性的魅力をあまり感じなくなったタイミングで、性行為をしたくない。
他の異性に性欲を感じる。
恋愛をしているときに、そういうことを叶えたいと思っても、実行することは不可能、もしくは相手を傷つけることである。
3.あなたよりも自分を優先したい
自分がやりたいことがあるときに、それを優先したいという願い。
それを実行することは、相手をないがしろにすることで、恋愛というかパートナーシップを第一に考えるならば叶うことのない願いである。
これがもしも、子育てをする中でのことだったとするならばなおさらである。
自分の願うことが、自分を優先したいということのときにどうするか
自分のやりたいことをただ単に叶えたい、優先したいという願いを持つとき、それは叶えることが不可能、もしくは実現できる可能性がとても低いことである。
なので、そのような自分の願望が叶わなくなることで辛くてたまらない場合、相手と離れる、別れることをしてきた。
しかしそのほかに解決する方法はないのだろうか。
このような疑問に、この本は答えてくれるのだろうか。
身も蓋もないことをいえば、精神的に子供であることが原因である。
でもそれはほんとうに身も蓋もなく、なにも言っていないのと同じだ。
そして、自分の願うことがけっして叶わないということは、他にもあるだろう。
たとえば死に瀕しているときに死にたくないと思ったら、いったいどうすればよいのだろうか。
宗教的な観念に頼らずに、これらの問題に対処するにはどうしたらいいのか。
まずは更に本書を読み進めていく。