brotherプリンターのカラーインク切れを騙す強制印刷方法(LC215)
brotherのプリンターインク(カラーインク)、LC215がインク切れしまったときに、
とりあえずモノクロだけ強制印刷させる方法です。
まとまった量の印刷を自宅で行っているときに、カラーインクが切れてしまい、
モノクロ印刷もできなくなってしまったので、ネットに昔あった情報をもとにカラーインクのセンサーを騙してモノクロだけ強制印刷させました。
※言うまでもなくメーカー非推奨どころの騒ぎではない方法なので、これを真似してプリンターが壊れても自己責任です。
私の環境
プリンタ本体
brother DCP-J4220N
使用インク
モノクロ:LC217BK(互換品を使用)
カラー:LC215(純正品を使用)
症状
カラー中心に印刷を行っていたところイエロー(Y)のインクが切れた。
ひとまず、モノクロでよいから急ぎで印刷したかったが、メーカーサイトによれば以下の理由で、モノクロインクは十分にあるのに印刷できなくなった。
液晶画面に表示されている色のインクを交換しないとモノクロ印刷もできません。
本製品はプリントヘッドの目詰まりを防ぐために、自動で定期的にプリントヘッドをクリーニングします。ヘッドクリーニングは全色のインクを使って行ないます。インクがないとヘッドクリーニングができないため、目詰まりを起こす前にインクの交換をお願いします。
しかし、とにかくその場で印刷したかったので、センサーを騙して(カラーインクが十分にあると誤認させて)モノクロで強制印刷することにした。
センサーを騙す方法
画像はブラザーのカラーインク、LC215(黄色なのでLC215Y)。
画像で指し示している部分が、プリンタ本体のセンサーで感知する部分になっている。
どうやら、この半透明の部分をレーザーかなにかの光が通り抜けるかどうかで、インク残量を検知しているようだ。
↑brother DCP-J4220N内部のセンサー
そこで、この部分にテープを貼り付けて、センサーの光が通り抜けないようにする。
トライ&エラーの結果、以下のように貼ればよいとわかった。
透明な部分と黒いプラスチックの間に隙間がある。
ここをふさがないようにして、半透明部分だけを隠す。
隙間までテープで隠してしまうと、インクがセットされていないというエラーメッセージが表示されてしまった。
これで無事、モノクロで強制印刷することができた。
(もちろん、パソコン本体で印刷設定を「モノクロ」にするのを忘れずに)
思ったこと
2000年代には、この手の、ハードウェアをその場でハックする方法というのはインターネットにありふれた情報だった気がするのだが、
現代のGoogleでは「brother プリンター インク 騙す」などで検索してもまともなページを表示してくれなくなってしまった。
結局、期間指定を「2015年12月31日以前」にして「インク切れ 強制印刷 brother」で検索したところ、
以下の同様のことを行っている記事にたどり着くことができた。
本記事はこれを参考にしている。
ともあれ、プリンターにとってよくない影響があるのは明白なので、今回の印刷を乗り切れたことだしインクを購入することにする。
そもそもbrotherを使う理由というのはインクが非常に安いということだけなので、互換インクを普通に買う。
以前はLCLブランドを買っていたのだが、LC215は出していないようなので次はどこのものを買うか迷っている。
たぶん↓を買うと思う。
ブラザー(Brother)用 互換 LC217 LC215-4PK 【 LC217BK / LC215C / LC215M / LC215Y 各1本(全4本)】 互換インク ICチップ付
- 発売日: 2018/07/18
- メディア: Personal Computers