園子温の映画「愛のむきだし」で使われている日立デジカメ
主人公が行う「盗撮」が物語で大きな役割を果たすわけだが、彼が使っているデジカメは、カメラファンには(一部で)知られているいわくつきの機種なのだった。
その名を「日立デジカメ」という。
日立のデジカメ
主人公の本田悠(演:西島隆弘)が盗撮に使っているデジカメは、2000年代前半に日立が販売していたデジカメ。
カメラファンの間でごく一部に知られている、いわくつくの機種である。
その特徴は「低機能」。
販売当時でさえ他社製品に比べ時代遅れで、単に日立グループがデジカメを販売しているというアリバイ作りのために生み出された製品。
どうやら具体的には、HDC-1という機種のようだ。
ツッコミどころ満載の日立デジカメについては、以下のサイトの記事が詳しい。
この映画であえて日立デジカメが採用されたのは、監督が意図して行ったことなのか。
おそらくは、そうなのだろうと思う。
以上、メモ代わりに。