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スティーブ・ジョブズ(上)

書籍

スティーブ・ジョブズが死んでこの本が出て、もう5年も経つのだということが、まず驚きだった。

 

いままでテルマエロマエの作者の漫画版をちょっとしか読んだことがなかったのだが、いまさら上巻だけ読んでみた。

 

歯車の噛み合わせが致命的に良くて、世界を変えた人になったのだなー、と思った。

同じような人格破綻者は世界にたくさんいるが、なぜ世界を作った人になれたのかというと、自己を貫くことができたからなのだろう。

自分にがんじがらめになって潰れることなく。

 

 

 

そしてなぜこの人が世界を変えたと言われるのかが、これでもかと列挙されているようで面喰らう。

他にも世界を変えるようなものを作った人はたくさんいるが、ジョブズがずば抜けているのは、一発で終わらず、世界のルールを何度も変えたからなのだろう。

 

しかし読み方によっては、周囲にいて、脇役になってしまった人の辛さも伝わってくる。

主人公というのは傍若無人なものだ。

そして、主人公の肉親が魅力的に見えるのもとてもずるい。

 

世界のルールを作り、変える。

そんな夢のようなことを、夢として考えられるうちに読みたい一冊なのではないか。

 

下巻はそのうち読む。

 

 

ペーパーバック版 スティーブ・ジョブズ 1

ペーパーバック版 スティーブ・ジョブズ 1