おしゃれなラジオならSONY ICF-P36がおすすめ
おしゃれなラジオが部屋に欲しくないだろうか。
スマホでラジオを聞くのもいいが、小型のラジオが部屋に1つあると何かと便利である。
アプリを立ち上げる必要がないし、時代を経て枯れきったアナログの操作感はスマホでラジオを聞くよりも使いやすい。
もちろん、電池で長時間使えるので災害のときにも役に立つ。
ただ、問題は安価でおしゃれなラジオがないこと。
「ラジオ おしゃれ」「ラジオ インテリア」などで検索をしても、あまりにもおしゃれすぎて高価なラジオや、デザイン先行で奇をてらいすぎた製品しか見つからない。
ミニマリストから実用派まで。
シンプルデザインのおしゃれなラジオで誰にでもおすすめできる。
ICF-P36
ICF-P36は2015年にモデルチェンジしたSONYのAM/FMラジオ。
特長はなんといっても、シンプルかつモダンな魅力的デザイン。
シンプルでどんな場所にも合う名脇役
おしゃれなラジオを選ぶときに、どんなことに気をつければよいだろうか。
私が最も重視するのは、「主張しすぎない」ことである。
インテリアを一定のレベルに保つためには、部屋にものを増やさないことが肝要だ。
そして、部屋の中にあるものはシンプルなもので統一することも重要である。
家具や電化製品が主張の激しすぎるものばかりだと、インテリア全体が散漫なものになってしまう。
ラジオというのは部屋にあるものの中では脇役。
だからこそ、シンプルで飽きのこないデザインのものを選ぶのが重要なのだ。
モダニズムの継承者
その点、ICF-P36は完璧である。
これ以上ない、というくらいに要素を削ぎ落としたデザイン。
基本的には直線を主体にし、長手方向のエッジだけアールをつけている。
モダニズムの文脈に沿った、完璧すぎる直線と曲線のバランスなのである。
まるでバウハウスやディーター・ラムスを髣髴とさせる。
かつてスタイリッシュな家電の最先端を走っていたソニーの面目躍如といえるかもしれない。
カラーは黒一色だが、光沢とマットのバランスも完璧の一言。
「デザインしない」デザイン
モダニズムのデザインはどんな環境にも溶けこむ。
バウハウスをはじめとするモダニズムのデザインは、どんな場所でも活きるのだ。
かつて日本ではデザインとは、奇をてらってディテールを付け足すことだと思われていたきらいがある。
しかし、本当に難しいのは、このように要素を削り落としたうえで存在感を演出することだといえるだろう。
そして、そのようなデザインをしているラジオは、ソニーのこの製品以外に日本には存在していない。
他社製品は、根拠なく曲面や装飾部品を付け足していったようなものばかりなのだ。
もしもおしゃれなラジオを探しているのなら、ICF-P36がまさに最適だといえるだろう。
もちろん、シンプルでミニマルなデザインを探している方にもおすすめできる。
ミニマリストの方にも、ぜひ1ついかがですか?
性能と使いやすさも万全
さて、デザインについてばかり語ってきたが、実際の使用感はどうなのだろうか。
大きく操作しやすいダイヤル
操作は基本的にアナログのダイヤルを回すことになる。
選局と音量のダイヤルは太く大きく非常に回しやすい。
トルクも適切である。
もちろん、電源とAM/FMの切り替えを兼ねたスイッチもしっかりとしていて操作は万全である。
さらに、注目したいのは全体の剛性感。
ラジオを手に持った感触がしっかりとしていて、中身が詰まっていることを実感できるのだ。
おしゃれなだけでなく、ICF-P36は実用性と信頼性をともなった、非常に真面目に作られているラジオなのである。
同調表示で使用しやすい
もちろん、選局で電波が同調したときには赤い同調ランプが点灯する。
ラジオ製品の中には選局をプリセットできるものもあるが、電池式の場合、プリセット機構があると電池の持ちが悪くなってしまう。
災害時のことを考えると、単三電池2本で長時間使用できるのは強い魅力だといえるだろう。
実用としてのラジオを探している方にも、このラジオはおすすめできるのだ。
おしゃれなラジオならソニー ICF-P36がおすすめ
このように、ICF-P36はラジオの中で最もおすすめできる製品である。
その遺伝子はいまでも確実に息づいている。
完璧なデザインと完璧な品質。
そして完璧な使いやすさ。
おしゃれなラジオ、シンプルなラジオを使うのならば、ICF-P36を選べば間違いはない。
ぜひあなたの部屋にも、デザインと使いやすさがぎっしり詰まったソニーのラジオを置いてみませんか?