考えたこと

無駄に写真について知らないで楽しめたらよかったのに

写真、好きでした。 モノクロ現像しました。 写真学校通いました。 フィルムカメラたくさん使いました。 しかし! いまは全然全然やっていない! なぜだ! それは写真について知りすぎてしまったからだ!

死んだ人は概念上の存在

いま自分が想像している、死んだ人への罪の意識。 死んだ人とのあったかもしれない可能性。そういうものはすべて、概念上の死んだ人に対してなのだということを指摘されて、自分は何を悲しんでいるのか、何を罪だと思っているのかわからなくなっている。

「まともではない」子供を2人も持った母と親戚づきあいと老い

母は変人だと思われている。 事実そうなのかもしれない。 しかし、「普通の子」と違う子供を2人も持ったせいで、そうなってしまったのではないかと思うのだ。

3年間

聖書には特別な数字がいくつかある。7、40。そして、「3」もそのひとつだろう。 ふと、自分の人生は3年ごとに、3年周期でひとつの区切りができているのだと思い至った。そして、いままさに、その3年の区切りが明確に終わりを迎えたのだ。 具体的には、大切な…

神は暗闇に光る1本のロウソク

教会の同年代の集まりで、ふと思い、口にしたことなのだが、自分にとって神とは、暗闇に光る1本のロウソクなのかもしれない。 最近のことだが、自身の前後の年齢、いわゆる青年世代の集まりで、それぞれの歩みについて話す機会があった。 そのときに、クリス…

インターネットコンヒサン

告白する。 神に。人にも。告白する。 決壊してしまった。 平たく言って罪を重ねに重ねてきている。自分はキリスト教の教会で受洗しているわけだが、本来もっとも告白すべき罪を告白せずにきてしまったのだ。 そしてふと、生活の中で不安にとらわれるのはな…

教会で猫をかぶることはみ心にかなうか

キリスト教の教会の話なのですが。 最近教会内の一部のひとに、どうやら自分が教会で猫かぶりであることが知られてきた。 というのは、素の自分は下ネタも言うし下品な冗句だって脳内にはたくさんあふれかえっている。 仕事でアダルト関係の案件を扱ったこと…

古代イスラエルの民がうらやましすぎて震える

また靴下に穴が空いた。 自分の靴下は基本的に無印である。 黒かグレーの無難な色の靴下を、一度に3〜5足くらいづつ同じモデルで買って、組み合わせが入れ替わったり片方だけ穴が空いてもペアを作り直せるようにしている。 が、同時に買うので一気に穴があい…

阿部共美 『ちーちゃんはちょっと足りない』 【発達障害・知的障害漫画】

阿部共美の『ちーちゃんはちょっと足りない』は、貧しさとその原因、そして貧しく暮らしている人について、一見して暗いわけではないが、リアリティあふれる描写をしている漫画だった。 発達障害、知的障害をリアリティを持って知りたいひとには、ぜひおすす…

「病人なのだから憐れまれて当然」 誤解のキリスト教

「病人には憐れまれる権利がある」という心理に陥ってはいないか。 つまり、それは自己憐憫そのものである。 自分を可哀想だと思うことである。

別冊宝島「いまどきの神サマ」なぜ80年代、新興宗教だったのか

古本屋で、別冊宝島の「いまどきの神サマ」というのを買って読んだ。 1990年に出たこのムックは、1980年代のオカルトや新興宗教、精神世界を振り返り、同時代について記録した一冊である。 冒頭に取り上げられているのは、かのオウム真理教。しかも好意的に…

レールから外れざるを得ない、フリーランスにならざるを得ない人について

レールから外れて生きることについて話題になっている。 www.ishidanohanashi.com それで思ったのは、レールに沿って生きることをやめるのではなく、やめざるを得ない人の存在である。 レールに沿うことが不可能な人、と言ってもよいだろう。 ブロガーになる…

消費者としてのはてな村民

はてなブックマークを追うようになったのはいつなのか思い出してみると、2007年のことだったと思う。 古参ぶる気はさらさらないし、そもそも2007年はすでにはてなブックマークがもっとも熱かった時期をとうにすぎていたはずだ。

美容室で聞いたすきばさみの話。髪の毛をすくことの意味

*1 髪を切ってきた。 前回担当の美容師の方が異動になったそうで、担当は誰でもよいと伝えたところ店長さんにカットしてもらうことになったのだった。 それで店長さんと話した、髪の毛をすくときの話。 *1:足成のフリー写真である。カットしたお店ではない

宗教的発言をするようになった自分への戸惑いと嬉しさ

プライベートなことであるが先日洗礼を受けクリスチャンになった。そのことで、なぜ教会に行くようになったのかとか、宗教に向かったのかはなぜかということを聞かれて、親しい友人に答えたのだった。答えというか説明というか、決定的に自身を向かわせたの…

PLACE M 香港雨傘運動 写真展

手短にだが、既に会期の終わったPLACE Mの写真展の感想を記す。 香港のデモについては、日本でのうのうと暮らしていて、あまり知ることがなかった。 今年になってから、この写真展と、もうひとつERIC写真展(アツコバルー)などを見ることで、それが東アジア…

三浦綾子 「道ありき」

薦められて手に取り、一気に読んだ。 <青春編>とあるとおり、著者の30代後半に至る、長い若い日を書いた一冊だった。 本書もまた、クリスチャンの著者の、信仰に至り、またその只中での思い描いたことなのだが、どうしてか、まず引き込まれたのは、冒頭の…

過去になんて戻りたくない! 現在の肯定。

もし過去に戻れたら。 過去のある時点から人生をやり直せたら。 そういう願望は誰もが持ったことがあると思う。 人生の選択で間違いは多いし、理想の選択をやり直せたらどんなに素晴らしいことか。 そう思い、過去に他の選択をしていたらどうなっていたかを…

「そう考えるのは私だ」

今年に入ってからだと思うが、いつの間にか身につけたメソッドがある。 記事タイトルにした、「そう考えるのは私だ」というものだ。 私は、ほかの全ての人間と同じく、不安になることがある。悪い考えを持つことがある。 いや、常にそういう状態であると言っ…

小野美由紀 「傷口から人生」

「マオ・レゾルビーダ」ブラジルで、「未解決の人間」という意味。サンティアゴ・デ・コンポステーラへの旅路で、著者が教えてもらった言葉である。自分の家族、人生の悩みを解決していない人間を指すという。本書の全体を、この言葉が表していると思った。…

小島剛一 「トルコのもう一つの顔」

昨日、クルド人の祭のネブロスに行ってきて、自分がこの地域について何も知らないことを痛感した。 そこで、以前から読みたかった本である、トルコの少数民族について書かれた「トルコのもう一つの顔」を早速読んだのだった。 著者の小島剛一は言語学者で、…

クルド人の祭、ネブロスを見に蕨に行ってきた

埼玉県蕨市は日本一面積の狭い市として有名だが、クルド人が集まっていることでも一部で有名である。 トルコやイラン、イラク、シリアにまたがり住むクルド人は、それぞれの国で迫害され、日本にも少なくない人々が逃れてきた。なかでも東京に至近で家賃の安…

百円ローソンのプリン

私の人生は常に百円ローソンとともにあった。 いや、昔はショップ99だったりもしたのだが、100円で買える菓子パンは、小腹がすいたときの友である。 なぜ百円ローソンが素晴らしいか。 それは、メロンパンが一袋に2つ入っているからではない。 その本質はプ…

「文豪」という言葉

文豪と言われて、誰を思い浮かべるだろうか? 私は、真っ先に森鴎外が浮かんだ。 トルストイ、ドストエフスキー。 スタンダールはちょっと違う気がする。 夏目漱石は、文豪と呼んでも問題無い気もするが、自分としてはその枕詞に多少違和感がある。 この、文…

アドラー心理学 人はよいことしかしない

アドラーの名前は少し前に知ったのだが、概説書を読み、この思考方法は私の心理を落ち着ける手段になると感じたので、メモの意味も含めその一部について書く。アドラーの言ったのは「人はよいことしかしない」ということである。といっても、所謂「善」しか…

母とクメール・ルージュ

数年来のことだが、私には逃げ癖がついている。 忍耐することのできるレベルがとても低くなってしまい、耐えることのすべてが苦手になってしまっている。情緒にも影響を及ぼしている。 とくに、人との関わりから逃げることにおいて顕著である。 さて、その私…

植芝理一の漫画が好きだった

私は90年代のサブカルチャーをリアルタイムで体験していないのだが、うっすらと、マジンガーZやゲッターロボ、それに特撮ヒーローといった70年代文化の再評価が行われていたことを記憶している。 今思えばなぜ快傑ズバットのパロディをすることをセンスがよ…

理由のない暴力への嫌悪

昨日、森見登美彦の短編集「きつねのはなし」の表題作を読んでいたのだが、理由のない暴力が描かれていて、頭が押しつぶされそうな感じがした。 私はもともと、理由のない暴力が苦手である。 ただただ私利のために、また自身が上に立とうとするがために、他…

遠藤周作 「侍」

沈黙、深い河を以前読んだが、三冊目に読む遠藤周作の小説である。 沈黙に続く長編、旅の物語である。 筋は、徳川幕府初期、キリシタン禁制が完全なものとなる直前に、メキシコ、イスパニアを経てローマへ渡り、そして帰ってきた日本人と、スペイン人宣教師…

ノルウェイの森という大学ファンタジー

村上春樹の代表作として、ノルウェイの森を挙げる人は多いだろう。 だが同時に、これが代表作であることを認めない人間も多い。 よく言われるのは、村上春樹作品でノルウェイの森を初めて読むと、村上春樹自体を嫌いになることが多いということだ。 また、村…