キリスト教
この入院中、本を読んだり、朝日新聞を読んだりしている中で感じたこと。 いまさらネット右翼のようなことをいうつもりはないが、久しぶりに朝日新聞を読んで、そうか、朝日新聞が嫌われるというのは、こういうことだったのか、ということを思った。毎日の紙…
春の終わりに当時親しかった人に、この本を読むことを勧められて、やっと読むことができた一冊。 自分は、はっきりいってこの数年恋愛がすべての問題になっている。むしろ恋愛というよりも、愛着障害のような問題であるとも指摘されている。 そんな自分に対…
吉祥寺、高円寺、祐天寺。 大阪の天王寺。 日本にはいろいろな「寺」がつく地名がある。 もちろん由来は、その場所にあるお寺の名前である。 駅の名前にもなるし、国分寺市のように自治体の名前にもなる。 でも、よくよく考えてみると、お寺の名前ということ…
銀座の◯文館で買った十字架ネックレスを(服の中に)かけていたのだが、革紐が盛大に色落ちしてシャツに色移りしてしまった。 いや、そもそも中にかけることを考慮していないのだろうけど…… 去年は同じときに買ったネックレスを夏場につけていたらTシャツに…
教会の同年代の集まりで、ふと思い、口にしたことなのだが、自分にとって神とは、暗闇に光る1本のロウソクなのかもしれない。 最近のことだが、自身の前後の年齢、いわゆる青年世代の集まりで、それぞれの歩みについて話す機会があった。 そのときに、クリス…
いまさらですが、園子温の映画、「愛のむきだし」(2009年)を見ました。 愛のむきだし 発売日: 2015/09/28 メディア: Amazonビデオ この商品を含むブログを見る カトリックの家庭に育った主人公、キリスト教系新興宗教が物語内で大きな影響を及ぼすなど、全…
告白する。 神に。人にも。告白する。 決壊してしまった。 平たく言って罪を重ねに重ねてきている。自分はキリスト教の教会で受洗しているわけだが、本来もっとも告白すべき罪を告白せずにきてしまったのだ。 そしてふと、生活の中で不安にとらわれるのはな…
キリスト教の教会の話なのですが。 最近教会内の一部のひとに、どうやら自分が教会で猫かぶりであることが知られてきた。 というのは、素の自分は下ネタも言うし下品な冗句だって脳内にはたくさんあふれかえっている。 仕事でアダルト関係の案件を扱ったこと…
また靴下に穴が空いた。 自分の靴下は基本的に無印である。 黒かグレーの無難な色の靴下を、一度に3〜5足くらいづつ同じモデルで買って、組み合わせが入れ替わったり片方だけ穴が空いてもペアを作り直せるようにしている。 が、同時に買うので一気に穴があい…
「病人には憐れまれる権利がある」という心理に陥ってはいないか。 つまり、それは自己憐憫そのものである。 自分を可哀想だと思うことである。
iPhone用の日本語聖書アプリの決定版。 それがBibleOnです。 BibleOn – offline, free Bible reader 2K/Denmark 辞書/辞典/その他 無料 日本人のクリスチャンにとってこれまで悩みだったのが、スマホ用の聖書アプリにはいまひとつ使いやすいものがないとい…
聖書。 言わずと知れた人類最大のベストセラーです。 キリスト教系のミッションスクールに入ると、学校で買わされることもありますよね。 でも、値段が高すぎると感じた人も多いのでは。 新品で普通に聖書を買うと3,000円くらい。親御さんにとっては、いくら…
教会に通い始めて日常になったことのひとつに、初見で楽譜を見て歌うということがある。教会の礼拝では聖歌(讃美歌)を歌うが、新米信徒なので知らない曲ばかりである。親の代からクリスチャンだったり、長く通っていれば皆なじみ深い歌なのだと思うが、オ…
プライベートなことであるが先日洗礼を受けクリスチャンになった。そのことで、なぜ教会に行くようになったのかとか、宗教に向かったのかはなぜかということを聞かれて、親しい友人に答えたのだった。答えというか説明というか、決定的に自身を向かわせたの…
薦められて手に取り、一気に読んだ。 <青春編>とあるとおり、著者の30代後半に至る、長い若い日を書いた一冊だった。 本書もまた、クリスチャンの著者の、信仰に至り、またその只中での思い描いたことなのだが、どうしてか、まず引き込まれたのは、冒頭の…
キリスト教に触れるようになって、遠藤周作の著作をよく読むようになった。好きな作家の名前を問われたら、いまならば遠藤周作と村上春樹の二人を挙げることになるだろう、そのくらいに読んで味わっていると思える。文体もおそらくは、自分に合っているのだ…
沈黙、深い河を以前読んだが、三冊目に読む遠藤周作の小説である。 沈黙に続く長編、旅の物語である。 筋は、徳川幕府初期、キリシタン禁制が完全なものとなる直前に、メキシコ、イスパニアを経てローマへ渡り、そして帰ってきた日本人と、スペイン人宣教師…
遠藤周作のエッセイ、というよりもキリスト教解説の本。 カトリックであることが前面にある氏ならではの一冊だが、日本人にとってのキリスト教入門書として、読みやすさ、切り口ともに最高のものの一つだろう。 下手に通俗的ではなく、かといって儀礼的で白…
完全に読書メモというか覚え書きの投稿ですが。 遠藤周作の『深い河』を読んだ。 他には以前『沈黙』を読んだだけで、そのときは単に歴史小説のように読んでいた気がする。 遠藤がカトリック作家というのは予備知識として知っていても、信仰とか神とか大きい…
戦後、日本の貧困層の思想の受け皿、よりどころ、共同体となったのは、共産党と某新興宗教だという。 なるほど、街頭のポスターの数を見れば納得のできることだと思う。 さてこの二つの団体は、支持層が似通っているのに背後にある思想の面で、真っ向から対…