山田照明のZライトが壊れた(Z-107)

山田照明のZライト、Z-107のロータリースイッチが壊れた。 白熱電球用の古いタイプで、白色LED電球を付けて使っているもの。 分解してみると、ロータリースイッチ内部の接点を押す部品(プラ)が破損していた。 同様の故障は他の人にも発生しているようだ。 …

メアリー・シェリー 『フランケンシュタイン』 再読

メアリー・シェリー 『フランケンシュタイン』を図書館で借りて読んだ。光文社 古典新訳文庫 2010年刊の小林章夫訳。 大学生の頃に授業で読まされた以来である(当時はたしか新潮文庫で読んだ)。

アルフォンソ・リンギス 『わたしの声』

図書館で借りた、アルフォンソ・リンギス 『わたしの声』という本を読んだ。 2021年、水声社、初版。原著は2007年。 著者は文化人類学をバックボーンにもつ哲学者とのこと。

梶尾真治の『さすらいエマノン』を読んでがっかりした

以前、鶴田謙二の漫画版『おもいでエマノン』を読んだことがあったのだが、つい最近、図書館の廃棄本に『さすらいエマノン』があったのでもらってきて読んでみた。 しかし相当に時代を感じる内容で正直がっかりした。どの作品にも、1980年代的な、藤子・F・…

信じないことの天井・信じることの障害

先日、精神科医で言語学クラスタ、着ぐるみクラスタのすきえんてぃあ先生 @cicada3301_kig の以下のツイートを見て、自分が感じていることが明確に解説されていると感じた。 不安の強さ、文字の汚さ、文才、極右や極左の支持、神の崇拝なんかは知能の高さに…

自分は「新兵訓練で脱落した人」である

限界が近づいている。自分が自殺に追い込んだ元恋人は34歳で死んだが、自分もいま34歳である。状況は異なるが、詰みであるという意識が増えている。

SourceTreeのトラブル対処 Usernameのグレーアウト、再インストール、githubのreject

エンジニアやプログラマーではないが、テキストファイルなどの管理にgitを使ったり使わなかったりしている。 SourceTreeがうまく使えなくなった件についてのメモ。

すべての人間が加害性を自覚したらいいのに、ということについて

多くの人間は、自分自身の加害性を認識していない、もしくはそれを重大な問題だと考えていないことに追い詰められている。 おそらくそれは、自分がぬくぬくとした環境、恵まれた環境で幼少期を過ごしたためで、多くの人間は思ったよりも野蛮であることを知ら…

NVC 短いメモ

kachiuchi.hatenablog.com ↑これを踏まえた上で

叶えることが不可能な願いとの付き合い方について

いま、仕事先の知人から勧められて、NVCという心理学的な手法についての本を読んでいる。 NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 新版 作者:マーシャル・B・ローゼンバーグ 発売日: 2018/02/17 メディア: 単行本(ソフトカバー) まだ読み終わっていない段…

読書メモ 安田峰俊の本を何冊か読んだ

Twitterでいつもアカウントを見ている安田峰俊さんの本を何冊か読んだのでメモ。 twitter.com 性と欲望の中国 和僑 農民、やくざ、風俗嬢。中国の夕闇に住む日本人 移民・棄民・遺民

普遍的な名作の条件は「愛」

世界には、普遍的に受け入れられる作品、創作物というものが存在する。 それらに共通する要素は「愛」である。

永遠の命の無意味さについて

永遠に生きるという概念がある。 宗教において救い=死後の永遠の命だったりするし、科学の発展によって永遠の命を求めることに夢を見ることも考えられる。 しかし最近、人間が永遠に生きたとしても、あまり意味のないことなのではないかと思いはじめている。

魔界ノりりむとグウェル先生のおかげで微分と積分ができるようになった

このblogを書いている時点で1週間くらい遅れの話題なのですが、いきなり微分と積分ができるようになった。 数日前にバズった、にじさんじのVtuber、魔界ノりりむさんとグウェル先生の配信「魔界ノりりむが 積分の問題を解けるまで おわれません 【にじさんじ…

「暮しの手帖」を読んでいた頃

そういえば、昔、暮しの手帖を読んだりしていたことを急に思い出した。いつのまにか記憶を改竄して、なかったことにしていたのだった。

brotherプリンターのカラーインク切れを騙す強制印刷方法(LC215)

brotherのプリンターインク(カラーインク)、LC215がインク切れしまったときに、とりあえずモノクロだけ強制印刷させる方法です。 まとまった量の印刷を自宅で行っているときに、カラーインクが切れてしまい、モノクロ印刷もできなくなってしまったので、ネ…

エアコンを40台くらい清掃した経験に基づく名機ランキング

仕事でひたすらエアコンを分解して内部を洗浄するという機会があった。洗浄機で中を液体で洗うのだが、メーカーや製造年代により、メンテナンス性に大きな差があった。 そこで、独断と偏見に基づいてエアコンの名機ランキングを作ってみようと思う。 ただし…

自分の自閉症はまだまだ重すぎて適応できていないということ

最近、人間関係で大きな失敗をして打ちのめされている。ひらたくいえば恋愛のことなのだが、そのことと、自分自身の自閉症的な部分について思うところがあったので書く。

脳が明晰になったら自閉症が重くなった気がする

夏前以来、自分自身の合理性=自閉症的な部分をドライブすることで人生をやっていこうとしていた。 方法は、スマホやネットとの距離を取り、感情が外部要因で動かされる機会を減らすというものである。 その方向性は間違っていないと思っていたし、実際、脳…

わたしの究極の目的、人類の究極の目的

以前働いていたとある会社の社長が、こんなことを言っていた。 「すべての価値は、結局のところ時間に換算される」 つまり、こういうことだ。移動は早ければ早いほどお金がかかる。お金をかけてよい食べ物を食べるのは、その分長い時間生きるためである。美…

マオ・レゾルビーダ(未解決の人間)

以前読んだ本に、小野美由紀の『傷口から人生』というものがあった。 この本については、2015年の3月にこのblogで感想を書いている。 kachiuchi.hatenablog.com その記事でも書いているように、本書でもっとも印象に残ったのが、p113〜で触れられている、『…

Panasonicのフルカラーに対してコスモのプレートを大量購入してしまい詰んだ

コンセントのプレートの交換は電気工事士の資格が不要なので、最近いろいろとやっている営繕の一環として一気に変えようとしたのだが、 規格の互換性がないものを購入してしまい相当詰み感がある。

コンテンツに興味を持てない悲しさ

ということを、ザ・ノンフィクションのギーゼロの回(のスクショ)を見て思ったのだった。 ようは、にゃるらや似非原さんが羨ましい。 にゃるらは今や、エロゲをはじめとしたオタク文化語りのスーパースターである。Vtuberのキャラもかわいい。 いっぽう似非…

非常にわかりやすく狂気をはらみつつある

当然の帰結というか、昨晩からわかりやすく狂気をはらみつつある。精神病院に入院しておいて、いまさら狂気もクソもないのだが、狂気としか呼びようのないものである。 また、ドグラ・マグラを読んだ直後に狂気をはらむのも、ネタとしか思えないのだが、実際…

いまさらドグラ・マグラを読む・脳が機械であることと自己肯定感について

最近、急に精神が明瞭になったことで、かつて読もうと試みて挫折した書籍をどんどん通読できるようになった。 今回、はじめて挫折せずに通読することができたのは、夢野久作のドグラ・マグラである。 「読んだ人はいちどは狂気を抱くようになる」という煽り…

いまさら椹木野衣 『シミュレーショニズム』を読む

最近、脳が聡明になっていることを感じているので、これまで何度か読んで、さっぱりわからなかった、椹木野衣の『シミュレーショニズム』を読んでみることにした。 結論からいうと、「さっぱりわからない」のが正常な感想だということがわかった。つまり、ポ…

コミュニティや文脈に回収されること、母とゴールデン街

私は「文脈に回収される」ことを好んでいない。どうやら、そのために社会運動やマスメディアといったものに不信感があるようだ。(もちろん、それはいわゆるリベラル側の言葉に回収されることだけでなく、国や地域や家族といったものについてもそうだ)

JavaScriptの入門メモ

プログラミングを練習するにあたってのメモ。 HTMLとCSSについては独学・実務でそれなりにできるが、jsはコピペに頼っていたので入門書をとりあえず一周した。 ひとまず素のjsをやってからフレームワークを覚えるつもり。 勉強には『最初からそう教えてくれ…

「多数派」を信じない、信じられなくなったことと、広告について

最近、シモーヌ・ヴェイユを読んでいる。 ヴェイユの文章を読んでいると、とても心洗われるような心地になる。 しかし、根本的に自分はヴェイユのようになれないだろう。 読んだことがある人なら誰でもそう感じるだろうが、あまりにも理想的な人生すぎるし、…

正義を実行できない後ろめたさと神の仮定 そしてシモーヌ・ヴェイユ

この入院中、本を読んだり、朝日新聞を読んだりしている中で感じたこと。 いまさらネット右翼のようなことをいうつもりはないが、久しぶりに朝日新聞を読んで、そうか、朝日新聞が嫌われるというのは、こういうことだったのか、ということを思った。毎日の紙…