まどマギをリアルタイムで見なかったのは慧眼
またしても完全にメンタルが落ち込んで絶望に囚われている。
直接のきっかけは、死んだ元恋人の墓参りに行ってパニックに近い状況に落ち込んでしまったことだが、それ以前から気付かずにキャパシティを超えたオーバードライブをしていたようだ。
結局は名誉健常者になれないのではないか、自身の足で立つことは不可能なのではないかという、何度目かの同じ絶望に囚われている。
2018年、ずっと観ないでいた魔法少女まどかマギカを観た。
リアルタイムの2011年、あの迷作フラクタルを全話完走したにもかかわらずまどマギをスルーしていたのは、自身の情緒に対して悪影響を及ぼしそうだという直感からだった。
イヌカレー空間の見た目や、漏れ伝わってくるハードな展開に、当時精神的に崩壊していた自分が耐えられるとは思えなかったのだ。
2018年、やっとまどマギを見たときには、こんな名作をスルーしていたのは損していた、と感じた。
しかし今思うのは、当時の自分は慧眼だったのではないか、ということだ。
いまこうしてまた絶望に襲われる中。
美樹さやかの絶望や、叛逆の暁美ほむらの絶望と醜さが、自身の絶望を補強する材料として働いてしまっているのだ、
美樹さやかの絶望を重ね合わせて自己憐憫の道具としてしまっている。
現実には絶望が存在するだけで、鹿目まどかはいない。
そもそも魔法少女でさえないし、少女でさえないし、女性でさえない。
救うものはない。
そういうときに自己を自分で助けることだけを考えてやってきたが、自力ではどうにもならないとなったとき。
他者に助けを求めるという方向性も考えられるが、それはこれまでに散々やってきて、結局、他者はあくまでも他者で絶対的に助けてくれるものはないと認識したので、以前のように助けてくれと絶叫することもしないししたくない。
自分は神を信じることはできない。
想像上の存在に助けを求めることは阿Qの精神勝利法そのものだ。
かつて自身がすがったキリスト教も、本質的に精神勝利法である。
仏教ではそこがスタートであるようだが、残念ながらそこまでの脳の強さを持ち合わせていない。
いま自分にできることは、美樹さやかのテーマ耐久100分や、中谷美紀の砂の果実や、そういった、絶望を補強し自己憐憫に浸る音楽を垂れ流しながら現実から逃れることだけなのだ。
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今日、感電で死にかけたらしい(電柱の感電事故、ヒヤリハット事例)
このblogのタイトルが山海修繕日記というのは、田舎の山にも海にも近い場所で施設の補修の仕事をすることからきているのだが、
今日その仕事で死にかけた、らしい。
なにがあったかといえば、
今日は昼間、山の斜面の草刈りをしていた。
草刈りをしていた場所の近くには、鋼管を組み立てた電柱があった。
斜面なので身体を支えるために電柱に触ったら、ビリっとくる。
近くにある建物の金属の部分を触っても微妙にビリビリする。
これは漏電だ。
すぐに電力会社に連絡した。小一時間ほどで対応のスタッフがきてくれた。
電力会社が来るまでの間、電柱から離れた場所の草刈りをしていたのだが、地面に触ると、地面も微妙にビリビリしていた。
電力会社の方にみてもらったところ、触った電柱は問題がなかったが、近くの電柱で電線に穴が開いていた。
木の枝が伸びて擦れていたのが原因らしい。
話によると、電線に穴が開いたことで、電柱と電柱を結ぶ(本来は電気が流れない)ワイヤーに電気が流れ、自分が手をついた電柱がたまたま鋼管でできていたものだったことから、そこまで漏電が伝わってしまった、ということだ。
電柱は普通コンクリートでできているが、今回の場所は山の中でコンクリート電柱の搬入が難しかったため、鋼管を継いで組み立てる電柱を立てたらしい。
電力会社の方が帰り際に「お兄さん、怪我はなかったですか?」と聞いてきたのだが、単に少しビリビリしただけだったので、とくに怪我はなかった、と伝えた。
しかし。
あとで上司から、危うく死ぬところだったという事実を耳にしたのだった。
そのとき、自分は手のひらで電柱に触れていた。
靴は安全靴で、靴のゴムには絶縁性があった。
しかし、もし触ったときに座っていたら、服の生地を超えて地面に電気が流れてしまい、命を落とす可能性があったらしいのだ。
有名な話だが、人間の心臓は電気のアンペア数が高い(電流が強い)と不整脈を起こして簡単に止まる。
今回は手にしか電気が流れなかったので大丈夫だったが、もし手からお尻に電気が流れていたら、電気が心臓を通るので、心臓が止まる可能性があった。
手で触ったとき、ラバーで覆われた軍手をしていた。
草刈りの泥で手が濡れていたので抵抗値が下がっていたとはいえ、ラバー軍手越しにビリビリしたのだから並みの強さではないだろう。
危うく命拾いした。
ようするにわかりやすくヒヤリハット事例なわけだが、読めばわかるとおりうちの会社には一切落ち度がなく、電力会社側の施設不具合が原因。
別になんともなかったので怒ったりしていないが、事故は起きるときは起きるのだなあ、と思った。
確定申告のPCコーナーはクソ
昨年、今年と確定申告書は手書きで用意していた。
昨年の計算に誤りがあったので修正申告について相談コーナーに行ったところ、自動的にPCコーナーに誘導されて、PCで書けと指示されたのだが、役所のシステムなので当然だが操作性がどうしようもなく時間を浪費したので係員に聞いたところ、手書きでもよいとのことだったので用紙を貰って帰ってきた。
かつて税務署の確定申告バイトをしたことがあったのでスタッフの質はわかっていたが、最初の時点で手書きでやりますと伝えて離脱するべきだった。
1時間以上浪費して非常に怒り狂っている。
確定申告 手書きで検索したところ、手書きで消耗しているの? という煽りタイトルの記事が出てきたが、役所のシステムで消耗するくらいなら手書きのほうがよっぽどマシである。
自分ですらすらできる確定申告の書き方平成31年3月15日締切分
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