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スティーブ・ジョブズ(上)

書籍

スティーブ・ジョブズが死んでこの本が出て、もう5年も経つのだということが、まず驚きだった。

 

いままでテルマエロマエの作者の漫画版をちょっとしか読んだことがなかったのだが、いまさら上巻だけ読んでみた。

 

歯車の噛み合わせが致命的に良くて、世界を変えた人になったのだなー、と思った。

同じような人格破綻者は世界にたくさんいるが、なぜ世界を作った人になれたのかというと、自己を貫くことができたからなのだろう。

自分にがんじがらめになって潰れることなく。

 

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「病人なのだから憐れまれて当然」 誤解のキリスト教

キリスト教 考えたこと

「病人には憐れまれる権利がある」という心理に陥ってはいないか。

 

つまり、それは自己憐憫そのものである。

自分を可哀想だと思うことである。

 

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別冊宝島「いまどきの神サマ」なぜ80年代、新興宗教だったのか

考えたこと 文化 書籍

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古本屋で、別冊宝島の「いまどきの神サマ」というのを買って読んだ。

1990年に出たこのムックは、1980年代のオカルトや新興宗教、精神世界を振り返り、同時代について記録した一冊である。

冒頭に取り上げられているのは、かのオウム真理教
しかも好意的に取り上げている。

そのオウム真理教についての取り上げられ方を見て、なぜ80年代の若者が、伝統宗教ではなく新興宗教を求めたのか、時代の雰囲気がわかった気がした。

 

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ゼロの使い魔の音楽を聞いたら昔を思い出して泣きたくなった話

夜眠れなくてスマホを開いていたら、なぜかYouTubeで、10年近く前に流行したアニメ、ゼロの使い魔関係の楽曲を流していた。

 


LOVEイマジネーション

 

 

そうしたら、泣きたくなった、という話。 

 

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埼玉県立近代美術館『迫り出す身体』の展示、特に二藤建人がすごい

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埼玉県立近代美術館で行われている企画展『NEW VISION SAITAMA 5 迫り出す身体』を見てきた。

(会期:2016917日(土)〜1114日(月・埼玉県民の日))

 

埼玉県内の新進作家を紹介する企画展で、7人の作家による展示が繰り広げられている。

……とだけ聞くと、埼玉というきわめてローカルな作家だけの、内輪向けの展覧会、企画展示室を埋めるためだけの展覧会なのかと捉えられがちだと思うのだが、ところがこの展覧会が、ものすごくよかったのだ。

 

とくに、下手な都内の美術館やギャラリーよりも、インスタレーション作品がとてつもなく感動的である。

気持ちのいいほど新鮮な、見ていてスカッとする表現から、心を揺さぶられるような見たこともない表現。

 

そして、作家の展示意図もさることながら、展示技術について感動してしまった。

 

キュレーターや作品展示、博物館学に興味がある方は、展示室でものすごい無茶をしていることを目の当たりにできるので、とくに二藤建人の作品はぜったい見たほうがいいです。

 

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